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2009年6月13日 (土)

手術。


手術の日のことを残しておきたいと思います。

前日0時から飲食禁止だったので、かなり喉がカラカラ、お腹はペコペコ。

緊張していたのか夜11時に布団に入りましたが、2時頃と5時頃に目が覚めてしまいました。

いつもはまだまだ夢の中の私も流石に6時に起床し、身支度を整え、病院へ電車で向かいました。

駅では私が独りだと心細いだろうと、母がお迎えに来てくれ、色々な話をして気を紛らわせてくれました。辛い思いもどこへやらで、病院に到着。

名前を呼ばれ、いつもの内診室に入ると、看護婦さんが来られ、点滴をしました。

先生の声が聞こえ、触診後、麻酔の準備が始まりました。

外で待っている母に、帰っていいよと看護婦さんに言付けなきゃ………。

……。

…。

目が覚めた時はベットの上でした。

看護婦さんが点滴をとってくれていたので、

「もぅ…終わったんですか…?」

と聞くと、

「終わりましたよ。今、10時半頃です。」
(手術自体は20分ほどで終わりました。)


終わったんや………。

意識はしっかりあるものの、頭がぼんやりしてまだ起き上がるには時間が必要でした。


12時の時計の鳴る音が聞こえて、上半身を起こしました。

ナースコールを押して、看護婦さんを呼んだものの、立ち上がると頭から血の気が引くのがわかり、またそのまま15分ほど横になりました。

その後、やっと立ち上がれるようになったのですが、フラフラで、薬をもらい、母の車に乗ったのもうっすらとしか覚えていません。

実家に着き、何かを口にしないと意識がなくなりそうで、朝から作っておいたおにぎりをほおばり、すぐに布団に横になり、また眠りました。

旦那さんとミィナの声が聞こえる…。

気が付くと、私を迎えに旦那さんとミィナが実家に来てくれていました。

2時間眠って、やっと、普通に起き上がり、フラフラせずに歩くことができました。

お腹の痛みはあまり感じませんでした。

手術はまるで夢のようでした。

始まったのもわからず…、終わったのもわからず…。


痛みもない、

残ったのは、ぽっかり穴があいてしまったような気持ちだけでした。


それから数日経ちますが、ミィナと一緒にいると、ご飯の準備や、オムツを代えたりなど、何かとやらなければならないことがいっぱいあっていつもの日常生活に戻りました。

でも、やっぱり、手術の後に、ミィナがお昼寝をしている時や、お風呂で一人になると、お腹にいた赤ちゃんのことが思い出され、もう、なんとも言えない淋しさに包まれました。

全く痛みがないという自分の状況に罪悪感を感じました。

赤ちゃんはお腹から掻きだされ、痛い思いをしただろぅ…。

病院の先生が、その赤ちゃんや私のお腹の中のものを病理検査に出して大丈夫かどうか見ますと言っておられたのを思い出して、

更にすごく辛くなりました。

産んであげたかった…。

そぅしたら、検査なんてしないで良かったのに…。

病理検査というものが、私にはなんとなく、死体解剖のような感覚に感じられ、我が子が……!と、なんとも言えない、言葉に表すことができないほど辛い、悲しい思いが込み上げてきました。

本当に辛い、辛い出来事でした。

でも、私は今回、流産という経験をして、本当に命の大切さが身に染みてわかりました。

世の中にはママになりたくてもなれない人がいっぱいいるし、その人の辛さは計り知れない。

そして、世の中の子どもは一人一人、大事な存在なんだと改めて思いました。

今、私は、子どもたちにたくさん関わる職に就いていますが(育児休暇中ですが)、やっぱり今の仕事をしてきて良かった、

そして、これからもその職業に就いて頑張っていきたいと思いました。

早く赤ちゃんがほしいという気持ちはやっぱり変わりません。

今度またこの赤ちゃんに出会えるまで頑張ってママ修行しとかないと!

ママになったからにはしっかり色んな経験してしっかり成長していかないと!

いつか、この愛しい我が子に出会えることを楽しみに毎日を一生懸命過ごしたいと思います。

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